Hollywoooooooood!!!

ここ1ヶ月ほど、何気にスティーブン・スピルバーグ三昧。

スター・ウォーズ世代で、ガキの頃は映画少年だったので、「何をいまさら!」と自分にツッコミを入れたくなるけど、たま~にこういうマイブーム来ますよね。

 

多分、数年間探し求めていた『1941』オリジナル・サウンドトラックのコレクターズ・エディションを、ネットでようやく見つけて購入したのがきっかけだったかな。。。

 

あれ?いや、違うぞ。。。。。。そうだ!急に昔聴いたクラシックが聴きたくなってレンタル屋に行ったらジョン・ウィリアムスのCD見つけて、それ聴いたからだわ!

そのアルバムは当然映画のテーマ曲が満載で、JW指揮ロンドン・シンフォニー&ボストン・ポップスの演奏なのですが、映画それぞれの『オリジナル』ではないのですよ。なのでご本人であっても微妙~に感触が違うのさ。別人が指揮するよりは格段にビシッとはくるんだけどね。で、特に『1941』のテーマが気に入らず、先出の2枚組をネットサーチ&ゲットだ。それで火が付いたんだな(^^

 

それでさ!その『1941』のサントラなんだけどさ、1979年リリースのオリジナル盤は、一度CD化になっていて、現在廃盤ながらも中古(割と高値)で出回っておるのだが、この2005年頃にリリースされたコレクターズ・エディションは、オリジナル盤全曲とソース・ミュージックなどを含む2枚組みの完全盤。しかも世界で3500枚限定なのです!

肝心の映画本編のほうは、スピルバーグ4作目の1979年公開作品。戦時中を舞台にしたドタバタコメディですが、評論家から酷評されてスピルバーグ自身もあっさり認めちゃった『最も金の掛かった駄作』で、世界中にいる一部の熱狂的ファンからしか支持されてません。

前々作『ジョーズ』と前作『未知との遭遇』の大成功を受けて、次作への期待に正比例して膨張した巨額の資金で、こんなバカ映画作っちまうんだからな~。特に出演者の豪華さといったら最高で、日本が誇る『世界のミフネ』もいます。

 

とはいえ特筆すべき要素は多々ございまして~。

若かりし頃のロバート・ゼメキスとボブ・ゲイルが書いた脚本は、伏線が効きまくった痛快なもので、ゼメキスが後にバック・トゥ・ザ・フューチャーを撮ったのも頷けます。

スター・ウォーズの世界的ヒットを受けて、飛躍的に向上した最新特撮技術で撮影されたシーンは本当に素晴らしい出来映えです。もちろんCGなんかない時代です。

しかも音楽がズバ抜けて素晴らしく、支離滅裂な場面たちにピタリと合った音楽を手掛けたJWのこのサウンドトラックは、世界の映画音楽ファンから『神スコア』と呼ばれ、映画本編とは打って変わって多くの賞賛を得ています。

 

1997年だったかな?削除シーンを戻して再編された完全版と特典映像ディスク付の、それはそれは素晴らしいLD-BOXを買いました。そしてDVD化を待ち望むこと約10年、2009年頃リリースされたものは、とんでもなくテキトーに商品化されたゴミDVD!LD時代にあんなに豪華なイイものを出しといて、この時代にノン・スクィーズのレターボックス収録!しかも特典ナシ!あ~~酷すぎです。。。。あ~~でも持ってます。

 

サントラ聴いたらば本編も観たくなり、観たらやっぱりオモシロイ。正直、呆れるくらいバカバカしく、途中で怒るヒトもいると思います。オススメしません!『観る価値』はありません!

でもオレは大好きです。10歳の時、初めて一人で映画館に観に行った映画だから嫌いになれないんだと思う(^^

 

 

本当はここから続く『スピルバーグ三昧』を書こうとしたのに、序章1941編に熱が入りすぎたので、続きはまた次回にします~。

 

チャオ(^^/